大垣競輪F1「スポーツニッポン杯フェニックスカップ」は4月10日、12RでS級決勝戦が行われた。取鳥雄吾と初連係となった芦沢大輔(44=茨城)が、ゴール前で鋭く差し切り。昨年11月の伊東FⅠ以来となる今年初Vを決めた。
2着に取鳥、3着は岡田征陽が続いてラインで上位独占。3連単1番人気の決着となった。

優勝カップを手にする芦沢
ハンドル投げでタイヤ差制した
好目標を得た芦沢がチャンスをモノにした。レースは打鐘前で先頭に立った小森が先行態勢。2角から取鳥が車間を詰めた勢いで捲り返すと、直線はラインでの争いになった。懸命に踏み直す取鳥に対して、こん身のハンドル投げを決めた芦沢。タイヤ差で制して、今年初優勝を決めた。
初連係取鳥とも呼吸ピッタリ‼
「道中(取鳥が)いいところで仕掛けてくれたので、自分にもチャンスが巡ってくると思った。しっかりと全力を出せましたね」とすがすがしい表情を浮かべる。関東を代表する仕事人だからこそ、初連係の取鳥ともしっかり呼吸を合わせて、最高の結果を出した。
今節は9日に44歳の誕生日を迎えた。バースデーから連勝でV。自ら祝杯を挙げるシリーズとなった。「こうやって丈夫な体に生んでくれた両親には感謝ですね」と笑顔で振り返る。
来月には日本選手権(5月1~6日、平塚)も控えている。「ここまで来られたし、一走一走を大事に走っていきたい」と力を込める。今年初Vで勢いに乗って、大舞台でも〝いぶし銀〟の走りを見せる。(栗林 幸太郎)
◇芦沢 大輔(あしざわ・だいすけ)1982年(昭57)4月9日生まれ、茨城県出身の44歳。茨城支部の90期。05年の大宮でデビュー。10年の共同通信社杯秋本番で特別競輪に初出走。12年の平塚でGⅢ初優勝。通算成績は1629走338勝。39V(GⅢ3V)。1㍍70、82㌔。血液型O。


